姫路市の魅力とは?タウンミーティングで住みやすいまちづくりを

himeji castle
(写真=shutteroly/Shutterstock.com)

世界文化遺産として有名な姫路城がある、兵庫県姫路市。古くから栄え、播磨の商業や交通の中心としての役割を果たしてきたこの街は、市民を巻き込んだ街づくりを積極的に行っています。

市民と行政がともにまちづくりを考える「タウンミーティング」

自然と街が融合し、歴史と革新性の両面を有する兵庫県姫路市は、観光地としてだけでなく住む人にとって魅力的な街づくりを目指しています。2008年から始動している「姫路市中心市街地活性化協議会」では、行政と市民が一体となって中心市街地の利便性向上や、空き店舗などを活用した起業家支援などを展開しています。このように、魅力ある中心市街地の再生を目指した活動を進めてきました。

行政と市民が近いのは、市長と市民が直接街のあり方について検討する「タウンミーティング」の開催に、特に顕著にあらわれています。2003年から10年以上続くこの会ですが、2015年度のテーマは「地方創生」でした。2014年度は、姫路駅のリニューアルに合わせて駅前での意見交換会を開催しています。学生ほか若年層と市長が意見交換を行う会など、毎年多彩な形式で取り組んでいるのです。

生きがいと魅力ある姫路市 3つの取り組み

「タウンミーティング」以外にも、姫路市は魅力ある街づくりのための施策を推進しています。ここで特徴的な3つの取り組みを紹介します。

● 地域夢プラン事業

住民参加型の“活力ある住みよいまちづくり”を推進することを目的に、2007年に設立しました。地域の住民や各種団体等を中心に、地域の歴史や文化、自然などの地域資源の価値を改めて見直し、その地域資源を有効に活用して地域の魅力を高め、未来に継承するための事業などを支援している活動です。

【活動(一例)】
・ シンポジウムの開催
市民による、地域資源を考える会など
・ 「地域夢プラン文庫」の開設
姫路市内の各地域の地域資源の情報を取りまとめた冊子やマップ、パンフレットの制作と展示

● ふるさとひめじプラン2020

姫路市総合計画として策定された「ふるさと・ひめじプラン2020」は、過去から現在、未来へと持続可能な未来都市となるべく、「生きがいと魅力ある 住みよい都市 姫路」を目指しています。これは、2020年を一つのゴールとして、さまざまな取り組みを行っているものです。

1. コンパクトシティの推進
コンパクトシティ戦略をベースに、地域が持つ資源を有効に活用する「あるもの活用」や、「地産地消・地廃地活」に取り組む都市経営の推進

2. 市民共治(ローカル・ガバナンス)の実現
高い組織率を保つ自治会やNPO法人、企業、ボランティア団体、教育機関などが連携し、それぞれの特性を活かしつつ自分たちで地域課題を解決していく、市民の参画・協働による地域経営の実現

3. 生涯現役社会の実現
質の高い生活の維持や余暇の充実などの視点から、市民が生涯にわたり社会の担い手として活躍できる社会の実現

4. グローバルな視点での都市づくりの推進
高度な研究開発機能とものづくりを得意とする企業との連携による産業振興や、姫路城などを活用した観光産業の振興など、姫路市が持つ資産を戦略的に活用した、グローバル都市としての成長力強化の推進

● 姫路わくわくチャイルド

子育て支援の一環として姫路市が開設している、子育て支援総合情報サイトです。行政サービスやイベント案内、各種相談窓口、病院などの連絡先や活用方法などを網羅し、子育て世代を多方面からサポートしています。(http://www.city.himeji.lg.jp/waku2child/

姫路市の「共生のまちづくり」

これらの施策はすべて、「共生のまちづくり」を基本理念としたものです。市民と自治体、経済界がともに手を携え、特色ある魅力的な街づくりに取り組んでいます。

住む人の視点に立った未来都市のこれからに、日本中から注目が集まっています。

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