企業誘致を推し進める埼玉の魅力とは!?

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(写真=Marta Design/Shutterstock.com)

埼玉の立地優位性は非常に高いため、ここ数年、多くの企業の工場や事業所が転入しています。2006〜2015年の10年間の本社転入超過数は、埼玉県が927社と全国で1位でした(帝国データバンク『埼玉県・本店移転企業調査』より)。

なぜ、企業は埼玉県を選ぶのでしょうか。今回は、企業誘致を推し進める埼玉県の魅力に迫ります。

充実した交通網に巨大マーケットという立地条件

埼玉県は、4,400万人を占める首都圏という巨大マーケットの中にあり、東京からやや北に位置しています。常盤、東北、関越自動車道、首都高速など充実した交通道路網があり、東西にも東京外環、首都圏中央道路自動車道があります。新幹線は大宮駅を中心に東北、上越、北海道、山形、秋田北陸新幹線が走り、東日本すべてをカバーする立地条件です。都心部のような深刻な交通渋滞も少ないためアクセスがしやすく、企業にとってはメリットが多いといえます。

さらに多種多様な中小企業の事業所がすでに存在しているため、工場用地や産業団地が整備されています。その結果、埼玉県は幅広い規模の企業が転入しやすい仕組みがすでにできています。こうした立地条件のよさなどから工場や物流拠点として活用する企業が多く、評価が高いのが特徴です。

研究機関や大学も多く、企業と連携して最先端技術を生かした事業に取り組むこともできます。実際、埼玉県は100億円の「産業振興・雇用機会創出基金」を創設して、誘致によって埼玉県にきた企業をサポートしているのです。このように、県の企業に対するサポートや利便性がますます高まっており、埼玉に転入したいという企業は増えているようです。

コストダウンを図れる立地環境が魅力

企業にとって重要なのが、ランニングコストやイニシャルコストです。建設費や物流コスト、エネルギーコスト面も考える必要があります。

埼玉県は、首都圏の巨大マーケットの中に位置していることから、物流コストや情報収集コストを低く抑えることができます。また、埼玉県は全国の中でも自然災害が少なく、近年の都道府県別土砂災害発生件数をみると、2008〜2015年の8年間で埼玉県は16件であるのに対して東京は42件となっています。この埼玉県の件数は全国的にみても低い数字で、自然災害にかかるリスクが低いということがわかります(国土交通省 砂防部調べ)。

また、工業地や商業地の平均価格は、東京、神奈川よりも割安な地価で提供されており、大幅なコストダウンが図れます。2016年の都道府県別商業地平均価格(1平方メートルあたり)は、東京都169万9,300円、神奈川県49万3,900円に対して、埼玉県は25万200円です(国土交通省『平成28年都道府県地価調査』より)。

企業誘致を強力にバックアップする仕組み

好立地以外にも、埼玉県が企業誘致を強力にバックアップする体制が整っている点も魅力的なメリットです。県内産業の振興と雇用を目的とした「チャンスメーカー埼玉戦略Ⅳ」の窓口では、工場などの立地を相談するときに積極的な情報提供やフォローアップを行っています。

企業立地の行政手続きを担当する部署には「何でも相談ホットラインスタッフ」を配置し、「チャンスメーカー埼玉戦略Ⅳ」の窓口と連携してサービスを行うことで、スムーズに対応することができます。企業によって事業内容が異なるため、企業に合わせた立地情報の提供や人材確保支援、環境整備支援など、まさにオーダーメイドの対応を行っており、企業側から高く評価されています。

行政による補助金、融資制度も充実しており、金銭面に関しても積極的な取り組みを行っています。各市町村は独自の企業立地優遇制度を設けており、県の優遇制度と合わせて利用できることから埼玉県への転入は企業にとってメリットが多いのです。

企業の転入を全面的にサポートする埼玉県

企業誘致を推し進める埼玉県は、立地条件がよく、交通網が充実しているほかにも、企業立地優遇制度を設けて企業の転入を全面的にバックアップする体制が整っています。そして、企業が集まりつつある埼玉県では、それに伴い雇用も増えると予想されています。

企業誘致を進めることで埼玉県がどのような変化をとげていくのか、今後に期待ができそうです。

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