大阪から秋田へIターン。夫婦で地域おこし協力隊に。

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地域おこし協力隊になるために移住

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私は、以前は大阪でアパレル販売の仕事をしながら、当時営業の仕事をしていた夫と一緒に暮らしていました。ある日突然、夫が地域おこし協力隊に興味があると言い出したのがきっかけで、地域おこし協力隊について調べ始め、鹿角市の協力隊に応募しました。

秋田県どころか、東北にも行ったことが無い私達にとっては不安より新しい生活へのワクワクが大きく、すんなり移住することとなりました。特に、下見として初めて鹿角市を訪れた時に尾去沢鉱山の駐車場で出会ったおじさんと話した時に感じた人の優しさや、町全体を包むのんびりとした雰囲気などがあり、徐々に鹿角での生活に惹かれていったことを覚えています。

夫から言われたことがきっかけではありましたが、お互いに当時の仕事は、やりたくてやっていたと言うよりは、生活の為に働いていただけだったこと。なんとなくあった田舎への憧れ。大阪での生活に対する不安感(治安、教育環境)等、様々な思いが移住を後押しすることとなりました。

慣れない地域に馴染めるか不安もあった

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憧れて飛び込んできましたが、心の片隅では、縁もゆかりもない地域に馴染めるのかは正直なところ不安で、失敗だったら帰れば良いと自分たちに言い聞かせていた部分もありました。

しかし、そんな不安は最初の1、2ヵ月ですぐに解消されました。

ネットなどを見ていると、田舎社会は怖いとか、監視されている気がするとか、いろんな噂を目にします。しかし、実際に住んでみて感じたことは、確かに注目されてはいるものの、その注目も心配からきているもので、近所づきあいってこんなに楽しいものだったのか、とか、人の優しさを噛みしめる毎日です。

具体的にはお野菜をいただいたり、除雪について教えていただいたり。何とか恩返しをしようと思い、大阪出身なのでたこ焼きを作って持って行ったりもしますが、まだまだ助けてもらうことの方が圧倒的に多いです。

逆に困ったことは、方言が聞き取れないことでしたが、みんな気持ちのいい方ばかりで、聞き取れなくてポカンとしていたり、それはどういう意味ですか? と質問したりすると、「あ!そりゃわがんねえべな!」と優しく言葉も教えてくれます。

本当に安心して住むことができるところなので、実際に住んでいただければ、きっと共感していただけると思います。

移住コンシェルジュ(地域おこし協力隊)の活動

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鹿角市には、私と夫を含め移住コンシェルジュが4人も活動しています。メンバーは全員が鹿角市出身ではなく、Iターンで鹿角にやってきた移住者です。私たち夫婦は大阪から、1人は東京から、そしてもう1人は仙台からの移住者です。

私たちの主な活動は、鹿角市のPRと移住支援を行うことです。

具体的なPR活動としては、私たちが鹿角で見たり、食べたり、体験したことなどを中心に、フェイスブックやHPで発信しています。例えば、2016年の夏は、普段スーパーで買えるトマトは青い内に収穫したものが追熟で赤くなったものであることを知り、そして、樹になっている完熟のトマトは信じられないくらい甘く瑞々しいことなどを発信しました。本当に地元の人にとっては当たり前の些細なことでも、自身が移住者であることもあり、珍しく新鮮に感じることはたくさんあります。

移住支援としては、移住を体験できるツアーや首都圏で相談会を開催することの他に、空き家データバンクを活用して移住者(移住を検討されている方も含む)の住まい探しのお手伝いもしております。市民のみなさんの協力もあり、徐々に物件も増えておりますので、きっといい家が見つかると思いますよ。

その他にも、鹿角をもっともっと移住者にも住みやすい町にしていくために、市民の皆さんに対して私たちの想いや、取り組んでいることなどをお話したり、一緒に何かに取り組んでみたりといったことをしています。

いきなり「移住」とはいかないと思いますが、もし移住について少しでも興味をお持ちいただけましたら、私たち移住コンシェルジュにお気軽にお声掛けください。

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