道後温泉だけじゃない! 食・遊・癒 見どころ7選 愛媛南部を堪能しよう

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(写真=PIXTA)

 愛媛県の観光名所というと、県中央の道後温泉などが挙げられるが、南予地方も忘れてはいけない。南予地方は緑深い四国山地が東西に走り、西方は美しいリアス式海岸となっている。海・山・川の自然が豊かで、現在「えひめ いやしの南予博2016」というイベントを開催し、見どころを多数紹介している。

 美しい自然のほか、小京都と呼ばれる古い町並みも残る南予地方。お遍路の文化もあり、おもてなしの心も根付いている。そんな南予の食べる・遊ぶ・癒される、おすすめスポットを紹介しよう。

南予の“食” 鯛めしにさつま汁…

◎ 鯛めし 鯛の刺身を薬味でさっぱり頂く
 愛媛県全域で食べられる郷土料理だが、一尾丸ごと焼いた鯛を炊き込みご飯にする鯛めしが一般に浸透している。実はこれ、東予・中予地方の食べ方で、南予地方の鯛めしは鯛の刺身をご飯に載せて、いろんな薬味や調味料をかけて食べるというもの。宇和海で捕れたての鯛で作った鯛めし、ぜひ味わってみたい。

◎ さつま汁 香ばしさと味噌の風味が嬉しい
 こちらも南予の名物料理。焼き魚をすったものに味噌を合わせ、だし汁でのばしたものをご飯にかけて食べる。昔は家庭料理で各家庭のレシピがあったそうだが、手間がかかるため作るのを敬遠されがちだとか。これからの季節、食欲のない時でもさっぱりと食べられそうだ。

◎ 柑橘類 生でも、ゼリーでも、ジュースでも
 穏やかな気候が柑橘類の栽培にむいているため、南予全域ではみかんなど柑橘類の栽培が盛んだ。宇和島市内の「愛工房」では、みかんのジュースやゼリーなどの加工品を製造、販売している。甘いみかんの香りでいっぱいの工場は、見学も可能となっている。

南予の“遊” 海・山・川と欲張りレジャー

◎ 佐田岬 四国最西端の絶景
 瀬戸内海と宇和海を隔てる日本一長い半島・佐田岬。岬の付け根の八幡浜市から、先端の伊方町岬地区までは約40キロメートル。半島途中には、キャンプや海水浴の楽しめる「須賀公園」や三日月の形をした砂浜「ムーンビーチ井ノ浦」などがある。四国半島最西端の真っ白な佐田岬灯台は、眼下に海が広がる絶景ポイント。夕焼けも美しいが、晴れた日には遠く九州まで見渡すことができる。

◎ 滑床渓谷(なめとこけいこく) 自然浴を満喫
 足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園内にある滑床渓谷。隣の高知県で清流として有名な四万十川の源流の一つだ。一枚岩の千畳敷や、水が滑るように流れる出会滑など渓谷の美しさを眺めて楽しめる。また、見るだけでなく、自然を体で感じるアクティビティもある。体一つで渓谷を渡るキャニオニングやスライダー体験もおすすめだ。

南予の“癒” 渓谷に温泉で、身も心も癒される

◎ 成川渓谷 マイナスイオンに浸る
 鬼ヶ城山系の清流沿い3キロメートルに渡る成川渓谷は、深い木々と豊かな清流に囲まれたマイナスイオンいっぱいの場所。「成川渓谷休養センター」や、「成川渓谷キャンプ場」といった泊まれる施設もあるので、丸一日爽やかな森の空気の中で過ごすことができる。

◎ 小藪温泉 美人湯に浸り、鍋に舌鼓
 小藪温泉は、伊予の小京都といわれる大洲市にある一軒宿だ。昔から湯治に使われるほど泉質がよく、「美人の湯」として知られている。建物も大正時代のもので、レトロな雰囲気が漂う。日帰り湯はもちろん食事や宿泊もでき、名物はカモ鍋やシシ鍋だ。温泉でゆっくりした後は、山の幸を味わうのもおすすめとなっている。

 ほかにも、宇和島城と古い町並みが残る城下町、海抜0メートルから1,400メートルの標高差の中に多様な生態系を育む四国西予ジオパークなど、見どころは盛りだくさん。

 「さとに憩い、ひとに和む。えひめ南予の、いやし旅。」という南予博のキャッチフレーズを体感しに出かけてみてはいかがだろうか。(提供元:iyomemo