60歳からの転職は、バラ色かもしれない

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(写真=PIXTA)

 終身雇用制は時代の流れに合わなくなってきて崩れつつあるということはよくいわれます。たしかにそういう面があることは事実ですが、それでもまだ長い間一つの会社に勤めて定年を迎えるという人はかなりの数だろうと思います。

 また、定年を迎えた後に同じ会社に再雇用で65歳まで働くという人も多いようですが、私はむしろ定年を機に気分を一新して別の仕事をするというのも選択肢としてはありかなと思っています。実際に東京で長年サラリーマンだった人が、退職を機に出身地へ帰ってそこで仕事につくという人も増えているようです。

 実をいうと、定年後に再就職をしなくなったのは最近のことなのです。昔の定年は55歳でしたが、年金の支給開始は60歳からだったため、定年を迎えた後は、自分のツテやコネを使って第2の職場を探し、そこで5年なり10年なり働いた後に年金を受けとっていました。

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