地方移住が人気!? 地方で働く5つのメリット

家族で過ごす楽しい地方の休日
(写真=PIXTA)

 最近、都心から地方に移住し、地方で働く人が増えているといわれています。価値観の変化や働き方の多様化が大きな理由だと考えられますが、地方で働くその理由にフォーカスしてみましょう。

地方で働く人が増えた背景とは

 まず、経済的な理由が挙げられます。今は住居費、駐車場代、食費など、収入は上がらないのに物価高になりつつあります。生活費を少しでも抑えようと考え、都会と比べ物価が低い地方で生活することが選択肢の一つとなっているのでしょう。人口増に向けて転入を促進したい自治体の支援制度も広がっています。「移住世帯に20万円交付」、「新築住宅に最大100万円の補助」、「保育料の減免」など内容はさまざまです。移住・交流推進機構が、運営サイト「ニッポン移住・交流ナビ」に情報を掲載している自治体は、2015年度で約620市町村。2013年度から実に5倍以上に増えています。

 インフラ面の整備も大きいです。時間や場所にとらわれず働くことのできるリモートワーク環境が進み、在宅でも仕事ができるようになってきました。テレビ会議を導入するなど、リモートワークの先進企業なら地方に移住しても以前と変わらず仕事ができる環境が整いつつあります。

 団塊世代の退職や少子高齢化も要因の一つとなっています。自分の親世代が年老い、介護などの事情で故郷に戻らざるを得ない人も増えています。非婚や少子化で、都会にいなければならない理由がない人もいるでしょう。

 そして若い世代に多いのが、価値観の多様化です。高度経済成長から続いた仕事中心という考え方から、仕事やお金より「生活の質」を重視する人が増えています。「心の豊かさ」を求めて都会を出て行く人が多いのかもしれません。

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